エイティングのTOB、夜間取引でTOB価格を上回る。
3月30日、東証1部上場のコロプラ(3668)は、エイティング(3785)に対して、TOB(株式公開買付)を行うと発表しました。TOB価格は758円、TOB期間は5月19日から6月29日までの30営業日です(第2回)。
エイティング3月31日夜間取引
31日株式市場は100円ストップ高の692円、夜間取引ではさらに100円ストップ高の792円の高値をつけています。夜間取引にありがちな「様式美」です。
おそらく、株式市場でストップ高になった銘柄を、全て機械的に買っているのでしょう。エイティングで負けても、他で勝てば、トータルで勝ち越しできるイメージです。TOB銘柄は投資対象から外せば良いのに、といつも思います。
逆に、トクをしたのがエイティングの株主です。夜間取引のおかげで、普通ならありえない"TOB価格より高い値段”で買い取ってもらえました。
マザーズやジャスダックなどの新興市場が盛り上がっていると、このような現象が起きやすいです。東証1部が停滞してるので、短期資金が流れているのでしょう。4月1日の株式市場で同じことが起きるとは思えませんが、一応、エイティングの株価を監視する予定です。
コメント