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光通信による京王ズホールディングスへのTOB

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株式会社光通信による当社株式に対する公開買付け(条件付き実施予定)に関するお知らせ

株式会社京王ズホールディングス株式(証券コード3731)に対する公開買付け(条件付き実施予定)および公開買付けへの応募に関する契約の締結に関するお知らせ

3月26日取引終了後、光通信(9435)は、京王ズホールディングス(3731)に対して、TOB(株式公開買付)を行うと発表しました。TOB価格は1株555円、TOB期間は4月上旬以降です。

買付予定数の上限および下限はありません。仮に上場廃止基準に抵触する場合は、上場廃止にならない措置が執られるそうです。

現在の京王ズに関しては、ノジマ(7419)と光通信との間で問題が起きています。そのため、今後の動向は流動的です。

京王ズホールディングス3月27日気配値

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光通信によるTOBを受けて、京王ズホールディングスの株価が急騰しました。前日比80円ストップ高の414円です。TOB価格へのサヤ寄せが起きています。

全株買取のTOBでは、一般的にTOB価格付近まで株価が上昇します。これは上場維持、上場廃止にかかわらずです。ところが、今回はノジマと光通信の競り合いが予想されます。

そのため、「TOB価格555円を超えるかもしれない」と投資家が判断したら、株価がTOB価格以上に上がる可能性があります。

明日28日は、京王ズの株価が494円まで上昇するでしょう(80円ストップ高)。本番は3月31日からです。どのようになるかわかりませんが、京王ズの株価に注目です。

昭和飛行機工業株、プラチナチケット争奪戦

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昭和飛行機工業のつづきです。1月31日株式市場では、TOB価格1,650円の昭和飛行機工業に、買い注文が殺到しました。本日終値は300円ストップ高比例配分の1,421円。前回紹介した理論価格を超えています。

昭和飛行機工業1月31日気配値

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引けの15時時点で、買いが600万株超、売り(出来高)が47,000株。昭和飛行機工業株も、約700分の1で当選するプラチナチケットとなりました。しかし、同じ時間帯のNECフィールディングよりも勢いが弱いです。按分比例が地味に効いているのでしょう。31日夜間取引がポイントです。

祭りが起きればTOB価格に近づくでしょうし、もしかすると、TOB価格を超えるかもしれない。逆に、何事も起きなければ、理論価格付近で株価が推移するかもしれない。上場廃止を伴うTOBに比べて、TOB価格が明確な指標になっていないのが興味深いです。31日夜間取引が楽しみです。

(追記)

20時9分に夜間取引を見たところ、取引が成立していませんでした。ただし、TOB価格を意識した注文状況になっています。

NECフィールディング株、プラチナチケット争奪戦

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NECフィールディングのつづきです。1月31日株式市場では、TOB価格1,580円のNECフィールディングに、買い注文が殺到しました。本日終値は、300円ストップ高比例配分の1,442円。いつものTOB銘柄です。

NECフィールディング1月31日気配値

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引けの15時時点で、買い注文が3500万株超、売り(=出来高)が39,500株。NECフィールディング株は、約900分の1の確率で当選するプラチナチケットとなりました。トーメンエレクトロニクス株より当たりやすいけど、900株の1では、まず当たらない。31日の夜間取引で安く手に入れたいですね。

おそらく、1,560円~1,580円あたりで買うことができると思います。もしかすると、とんでもない値段になっているかもしれません。夜間取引に注目です。

(追記)

19時52分に確認すると、ほぼ想像通りの価格帯で取引が進んでいました。

トーメンエレクトロニクス株、プラチナチケット争奪戦

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トーメンエレクトロニクスのつづきです。29日株式市場では、TOB価格1,650円のトーメンエレクトロニクスに、買い注文が殺到しました。本日終値は300円ストップ高比例配分の1,493円。いつものTOB銘柄です。

トーメンエレクトロニクス1月29日気配値

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引けの15時時点で、買い注文が2000万株超、売り(=出来高)が19,400株。トーメンエレクトロニクス株は、約1000分の1の確率で当選するプラチナチケットになりました。

約10年前、このようなストップ高比例配分のプラチナチケットをゲットする手法がマネー雑誌等で紹介されていました。今回のトーメンエレクトロニクスでは、普通にネット証券1社で買い注文を出せば、10万株の買い注文で100株当選する可能性があります。

ところが、店頭の証券会社を含む、複数の証券会社でバラバラに注文を出せば、100株以上のトーメンエレクトロニクス株が手に入る、という手法です。ただし、店頭の証券会社だと、ネット証券より売買手数料が高いので、トーメンエレクトロニクスの売買で儲けがあるかわかりません。利益を計算してみましょう。

仮に、購入した株を1,650円で売却できたとするなら、

(1,650円-1,493円)×100株=15,700円

となります。往復の売買手数料が15,700円より少なければ、その差額が儲けとなります。

トーメンエレクトロニクス以外のストップ高銘柄で同様の手法を試すと、株価が翌日に急落して含み損という「泣きっ面に蜂」状態になりかねません。トーメンエレクトロニクスは、TOB価格1,650円(ほぼ確実に1,650円付近まで値上がりする)という安心感がある分だけ、手堅いです。

今も通用するのかわかりませんが、複数の証券会社に資金をプールできる余裕と、それぞれの証券会社に注文を出すフットワークの軽さがあれば、成功するかもしれませんね。

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